
― 自己肯定感をUPさせるためのヒント ―
「うちの子、すぐに“どうせ無理”と言う…」
「失敗を極端に怖がって挑戦しない」
そんな姿に、不安やもどかしさを感じていませんか?
近年、小中学生の間でも「自己肯定感の低さ」はよく聞かれる悩みの一つです。ですが、これは特別な問題ではなく、日々の関わり方や行動で少しずつ育てていける力でもあります。
自己肯定感とは何か?
自己肯定感とは、
「自分には価値がある」「このままの自分で大丈夫」と思える感覚です。
ここで大切なのは、「何かができるから自信がある」のではなく、
できてもできなくてもありのままの自分を認められることです。
実は大人が自己肯定感が低くする原因になっているかも?
子どもの自己肯定感が下がる背景には、いくつかの要因があります。
・失敗を強く否定される経験が多い
・他人と比較されることが多い
・成功体験が少ない
・自己決定の場が奪われている
特に日常の何気ない言葉が、積み重なって影響することがあります。
自己決定の場が奪われると
自己決定の場が奪われるとなぜ自己肯定感は低くなる傾向にあるのでしょうか。そこには2つの理由があります。
・大小にかかわらず自らの意思で物事を判断する経験が奪われる
・主体的に物事を考えることを止め、受動型人間になってしまう

では、どうすればよいのでしょうか。
難しく考える必要はありません。子ども自身にどうしたいのか?何がしたいのか?を聞いてあげればいいのです。そうすることで、主体的に物事を考え、自分の意志で行動する機会や経験を増やすことができます。中にはどうしたい?何がしたい?と聞いても「わからない」と答えてしまう子もいるかもしれません。そんな時には、2択や3択に絞ってあげてこの中から選ばせるなど工夫を取り入れると自己決定することができるかもしれません。このように、少しずつでも自己決定の場を増やしていくことで「自分のことは自分で決めれる」「必要なことは自分で決めれる」という気持ちを増やしていきましょう。
親がやりがちなNG対応
良かれと思っていても、逆効果になることがあります。
・「なんでできないの?」と責める
・他の子と比較する
・結果だけを評価する
その時にできていないことは何の問題でもありません。今の課題を今後克服できれば良いのですから、焦らず、たくさんの経験を子どもにさせて少しずつ確実な成長を促していきましょう。
今日からできる3つの関わり方
① 自己決定からの行動を褒めたり、認める
ただ、子どもの行動を褒めるのではなく、自分が決めたことに対して頑張ったという事実を認めてあげましょう。その行動が成功体験になっているなら儲けものです。たくさんたくさん褒めてあげましょう。そうすることで、次も自分でやってみようかなという意欲につながります。

② 子どもに問いかける
「こうしなさい」、「ああしなさい」と大人が行動を決めるのではなく子ども自身がどうしたいのか?を聞いてあげる。管理されてしまった子どもは受動型になってしまう恐れがあるため、自ら選択させ主体的に行動しようとする工夫が大切。

③ 安心できる「環境」をつくる
仮に自分が選択してきた行動で失敗があったとしても「ナイストライ」「次に生かせばいいんだよ」と声をかけてあげることで、失敗しても良いと思える安心感を作ってあげることが大切。そうすることで、気持ちが楽になり、主体的に物事を選択できるようになります。
焦らなくて大丈夫
自己肯定感は、一日で大きく変わるものではありません。
ですが、日々の声かけや関わり方で、確実に育っていきます。
大切なのは、成功体験や失敗をさせないことではなく、
子どもに選択させるという姿勢です。
まとめ
子どもの自己肯定感は、特別なことをしなくても、ちょっとした工夫で日常の中も育てていくことができます。
小さな積み重ねが、子どもの「自分は大丈夫」という気持ちを支えていきます。



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